ダダダダダッ!!
「性懲りも無くアロクを怒らせて、アリビオン内の適当な部屋に逃げ込んだところからスタートだ」
「そして適当な所に隠れるとする。」
サッ
「くそ、ロギンス、どこ行きやがった」
「この部屋には……、いねぇのかもしれないな」
(よし、アロクの毛の質量サーチには引っかからなかったようだな)
(ムダ毛を剃ったかいがあった! さあ、そのまま部屋を出るがいい!)
「僕が君を守ってあげるよ(カーシルの真似)」
「ぶはははははははははっ!!」
「そこにいるな、ロギンスッ!!」
「お前wwwそれwww似すぎだろうwwwあいつクサい台詞言いすぎだよなwww」
「よく恥ずかしくないよなwwwくそっwww俺も笑ってwww腹いてえwww」
「うはははははははははっ!!」
「あはははははははははっ!!」
「誰ですか騒いでるのは、今隣の部屋で会議中なんですよ」
「さっきカーシルが一人で笑い転げて、瞬間移動で逃げました」
「とっさに思いついた嘘にしても、最低すぎるだろお前」
「たとえそれが本当だとしても、まずいですねー」
「まずいとは?」
「私が担当している人が騒ぎの元だったと知られたら、会議での私の発言力に支障が生じるじゃないですかー」
「考えすぎでは」
「とりあえずみんなの同情をひいて不問にしてもらうために、罰として傷だらけになってくれますか」
「冗談ですよね?」
「私は本気ですよ!? 人が本気でやろうとしていることを冗談だなんて、ひどい!!」
「アンタがひどいんだよっ!!」
「というわけなので、なるべく目立った傷つけますからねー」
ドカッバキッゴスッ!!
「うぎゃあああぁぁぁっ!!」